アークス2RS

• RAST。最大限のコントロールを実現します。 RAST® を備えたパラグライダーでは、キャノピーが 1 つ以上のファブリック パネルによってさまざまな内部加圧セクションに分割されており、一部には飛行方向と交差するバルブが付いています。これにより、キャノピー内の空気の流れに影響を与えることが可能になります。

RAST を使用すると、パラグライダーのキャノピー内の空気の均一化の流れを、定義された開口部を通じて調整できます。これは、充填時（離陸時）と空にするときの両方に当てはまります。乱流空気中でのキャノピーの崩壊などによって引き起こされる圧力損失の場合、コアセクションの相対的な内圧が増加する一方、バッファセクションは導入されたエネルギーを変形によって吸収します。さらに、RAST はリーディングエッジとトレーリングエッジの追加サポートとして使用でき、飛行の快適性にプラスの効果をもたらします。 RAST はプロファイルの高さ全体にわたってリブを接続するため、構造には補強効果があり、補強材や補強要素を節約したり、この特別な工法によって完全に置き換えることさえできます。

ARCUS 2 RS では、RAST が次の特性に合わせて最適化されています: 要求の厳しい条件下でのスムーズな飛行と最大限のコントロール

• 最高速度でもキャノピーの高い安定性
ニチノール ワイヤー - プロファイルの安定性を最大限に高め、重量を最小限に抑えます。ニチノールは、高強度、耐熱性、耐腐食性の高い形状記憶合金です。ニチノールという名前は、Nickel Titanium Naval Ordnance Laboratoryの頭字語です。 SWING は、主に医療技術での使用で知られるこの素材を、パラグライダーの構造のノーズ補強材として使用した最初のパラグライダー メーカーの 1 つです。

軽量化が最優先事項ではないパラグライダーモデルの場合、ナイロンチューブにニチノール補強材を挿入しました。これにより、形状記憶材料の優れた特性 (座屈に対する耐性、長さおよび形状の安定性) を犠牲にすることなく、断面積が増加し、したがって上部セイル材料の接触面積が増加します。これはグライダーの寿命の向上につながります。

• ミニリブ - 均質な後縁用。パラグライダーの後縁でのバルーニングは、パフォーマンス、コントロールプレッシャー、ハンドリングに大きな影響を与えます。ミニリブはこの領域のセル間隔を半分にするため、バルーニングを減らして均一な後縁を実現します。

ポイント：ミニリブの縫い目はセイル上部の内側を通っており、不利な地面での発進時でも糸が引っ掛かって引き出されることがありません。

• 3D 成形 - 空気力学を最適化します。上部セイルの前縁の 3D 形状による張力の目標制御は、パラグライダー構造の標準となっています。これは、空気の流れに関係する領域にしわをできるだけなくすためです。モデルに応じて、3D 造形はシングルまたはダブルの構造になっています。

ミニリブの空力効果を最適化するために、標準的な形状に加えて、前縁に別の 3D 形状を追加しました。

• 色付きのライザー接続 - 混乱のリスクを最小限に抑えます。ハーネスを取り付ける際の間違いを避けるために、取り付けループは色分けされています。これにより、ライザーがハーネスに正しく取り付けられているかどうかが一目でわかります。

• サイズ。 XS*、S、M、L、XL
• LTF 認証。 B
• CEN 認証。 B
• 許容重量範囲 (kg) 最小/最大。含む装置; 58-78、75-95、85-105、95-115、105-140
• 推奨体重範囲 (kg) 最小/最大。含む装置; 60-78、80-95、92-105、102-115、115-135
• 細胞。 57
• 翼面積 (m²)。 22.0、25.0、26.8、29、33
• 翼の投影面積 (m²)。 18.9、21.5、23.1、25、28.4
• 翼幅 (m)。 10.9、11.6、12、12.5、13.3
• 投影翼幅 (m)。 8.9、9.1、9.7、10.0、10.5
• アスペクト比; 5.4
• 投影されたアスペクト比。 4.2
• グライダー重量 (kg)。 4.4、4.8、5.1、5.4、5.8
• 最小。沈下速度** (m/s); 1.0
• 最大。速度** (km/h); 50±2
• トリム速度** (km/h)。 38±1

*開発中
**性能データは、翼の荷重、大気条件、使用するハーネス、パイロットの位置によって異なります。